『むくげ通信』191号/2002年3月31日

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むくげ食道楽(22)
韓国家庭料理・DURUMI
 神戸市灘区森後町2-2-14 TEL078-843-0100
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かなり飲んでる面々


TURMIの三姉妹

 隔月に開催している「むくげグルメツアー」、1月は湯浅合宿をしたのでお休みとし、3月からまた再開した。今回は、神戸学生青年センターからこれまでで一番近いお店である。JR六甲道より六甲本通商店街を北へ100メートル、携帯電話屋さんを東に入ってすぐ、餃子の王将のとなりの「DURUMI」。これは、朝鮮語の砧欠耕(DURUMI)のことだ。「つる」と「鶴」のごろあわせでもある。店の前の看板には「鶴み」とある。
 昨年10月に開店した店で気になっていたところである。この店、学生センター朝鮮語講座の生徒であった姜守殷さんの兄さんの奥さん姉妹がオープンした店で、今回のグルメには13名が参加。初参加は、伊豆からかけつけた鶴田さん、神戸教会の歴史の本を編纂した中永さん。小さな店で、もうひとつのテーブルに5,6名の高校の先生グループが入っていていっぱいだった。姜守殷さんは一日店員で、オーナー達をもとりしきっていた。
 料金はお手軽で、石焼ビビンバ780円、鶏カルビ、豚カルビ、キムチチゲ700円、プルコギ1200円、イカフェ900円、チジミ、トッポッキ400円、クッパ、トック600円、ナムル、キムチ、スープ200円、ビール(中)400円、韓国焼酎1本700円、チューハイ350円という具合である。ここの豆腐キムチ600円は飛田のお勧めだ。以前ソウルで豆腐キムチを注文したら、冷やっこの上にキムチがおいてある(それもかなりの量)だけのものがでてきた。それはそれで美味しかったが2人で行った店なので他の料理が食べられなくて困ったことがある。今回この店でも注文してみたが、ゴーヤのはいっていないゴーヤチャンプル風のもので美味。
 店の入口には、「キムチ冷蔵庫」がおいてあった。最近韓国では、キムチをおいておく場所が少なくなってきたことからドンドン普及しはじめたと聞いていたものだ。メーカー名はハングルだが、日本語の表示がしてあった。日本でも販売をしはじめたのだろうか。形は、洗濯機のようなもので、上からあけてキムチをいれるというスタイルのものだった。
 我々は、それなりの多人数、ほぼあらゆるメニューを注文して延々3時間ほどしゃべり飲んだ。「このグループは朝鮮語もしゃべるしなんのグループだ?」といぶかしがっていた隣の先生方のグループと交流もし、2002年最初のグルメの会は無事終了した。
 グルメの会はだいたい通信を発行する奇数月の土曜日に開いている。参加費はワリカン、参加希望者は、その頃をみはからって学生センターの飛田まで連絡をくださるか、いまや、「グルメ会案内用」化したむくげメーリングリストへの参加が便利である。メーリングリスト参加希望者はrokko@po.hyogo-iic.ne.jpまでメールをください。では、みなさん、次回のグルメの会で‥‥。(飛田雄一)

『むくげ通信』総目録むくげの会神戸学生青年センター